【PR】

マンション駐輪場の修理・リニューアルガイド|おすすめ商社・メーカー2選

駐輪場の事例紹介

二段式ラックとは?二段式ラックを導入した事例を紹介

公開:2024.07.25 更新:2025.05.16
二段式ラックとは?二段式ラックを導入した事例を紹介

二段式ラックは、高い収容能力が特徴で、都市部の限られた駐輪スペースで効率的に自転車を収容できます。種類には「垂直二段式ラック」「二段式下段スライドラック」「二段式自転車ラック」があり、それぞれ異なる仕組みを持ち、大型自転車にも対応します。

二段式ラックとは?

二段式ラック
画像引用元:日本サンサイクル株式会社

上下二段で自転車を収容する二段式自転車ラックは、スライド式自転車ラック(以下スライドラック)や平置き式自転車ラックと比べ、収容能力が高いのが最大の特徴です。特に都市部では駐輪スペースが限られているため、多くの自転車を効率的に収容できる二段式自転車ラックは非常に重宝されています。

◇二段式ラックが好まれる理由

二段式自転車ラックが多くの駐輪場で採用され続けている理由の一つに、付帯設置義務や建築基準法の要件をクリアしやすいことが挙げられます。

まず、自治体によってはマンションや商業施設などの新築時に「一定戸数ごとに駐輪場を設置すること」といった条例が定められています。例えば「1戸につき1台分の駐輪スペースを確保する」といった規定がある場合、限られた敷地内で必要台数を確保する必要があります。

平面だけで台数を満たすのが難しい場合、二段式ラックを導入すれば上下2段で自転車を収納できるため、同じ面積でも倍の収容力を持たせることができます。これによって、条例で定められた設置義務を効率よく満たせます。

また、建築基準法上も二段式ラックは有利です。建築基準法では「駐輪場や駐車場は延べ床面積の5分の1までなら延べ床面積に算入しなくてよい」と定められています。マンションの収益性を高めたいオーナーは、できるだけ駐輪場の面積を小さく抑えたいと考えます。

二段式ラックを使えば、設置義務の台数をクリアしつつ、駐輪場の面積を最小限に抑えられるため、居住スペースや他の用途に割ける面積を増やすことができます。

◇二段式ラックの懸念点

電動自転車
画像引用元:photo AC

電動自転車(電動アシスト自転車)は、二段式自転車ラックに収納できない、あるいは収納が難しいケースが多く見られます。

主な理由は、電動自転車の「重さ」と「大きさ」です。子供乗せタイプの電動自転車は、車体重量が30kgを超えることもあり、一般的な二段式ラックの上段が想定している重量(多くは25kg程度)を大きく上回ります。これにより、上段に持ち上げることが困難なだけでなく、ラック自体が車体の重さに耐えられず破損する恐れもあります。

また、電動自転車は車体が大きく、チャイルドシートや太いタイヤが付いていることが多いため、二段式ラックの規格(幅や高さ)に収まらない場合があります。下段に電動自転車を置くと、上段のラックが引っかかってしまい、上段の自転車を出し入れできなくなるトラブルも発生しています。

また、上段のラックは自転車の上げ下ろしに力が必要なため、高齢者や子ども、電動自転車を利用する方などにとって大きな負担となりがちです。その結果、駐輪場に自転車をきちんと止めず、マンションの通路やエントランスなどの共用部に自転車を放置してしまう問題が発生することがあります。

実際に、あるマンションでは、既存の二段式ラックが使いづらかったため、住民が駐輪場を避けて共用部に自転車を置くケースが多発していました。

【あわせて読みたい】

二段式ラックのメリット・デメリットは?設置事例も紹介

二段式ラックの種類を紹介

二段式ラック
画像引用元:日本サンサイクル株式会社

二段式ラックには主に3つの種類があります。それが垂直二段式ラックと二段式下段スライドラック、そして二段式自転車ラックです。ここではそれぞれの種類の特徴をご紹介します。

◇垂直二段式ラック

垂直二段式ラック
画像引用元:日本サンサイクル株式会社

垂直2段式ラックは、上段のレールが自転車を載せた状態で垂直に上下に動く仕組みです。バネやガススプリングの補助機構があるため、女性や高齢者でも少ない力で操作できる設計になっています。

操作方法もシンプルです。まず、下段の自転車を左右にスライドさせて、上段レールを下ろすためのスペースを確保します。次に、上段レールを手前に引き出し、垂直に下ろして地面近くで自動的に固定します。その後、自転車の前輪をレールに乗せて奥まで押し込み、収納が完了したら上段レールを持ち上げて元の位置に戻します。出庫時はこの手順を逆に行います。

また、上段レールは自転車を出庫した後、自動的に上昇するオートリターン機能を備えている製品も多く、利便性と安全性が高められています。

◇二段式下段スライドラック

二段式下段スライドラック
画像引用元:photo AC

最も収容効率の高い自転車ラックで、上段に2段式ラック、下段にスライドラックという仕組みです。

二段式下段スライドラックは、2段式ラックの下段部分が左右に動かせる構造となっています。この仕組みにより、上段の自転車を出し入れする際に下段の自転車を簡単に移動でき、スペースを確保しやすくなります。そのため、上下どちらの自転車もスムーズに出し入れでき、ハンドルやカゴの干渉によるトラブルを減らせます。

使用時は、まず下段の自転車を左右にスライドさせて上段レールを下ろすスペースをつくります。次に、上段レールを手前に引き出し、地面近くまで下げて固定します。その後、自転車の前輪をレールに乗せて奥まで押し込み、収納が終わったら上段レールを持ち上げて元の位置に戻します。出庫時はこの手順を逆に行います。

このため、垂直2段式ラックと比べて通路幅と天井高の確保が必要となります。

◇二段式自転車ラック

二段式自転車ラック
画像引用元:株式会社ダイケン

上下2段に自転車を収納できるスタンダードなタイプのラックです。上段にはガススプリングを採用しており、レールを手前に引き出して下ろし、前輪を持ち上げて自転車を収納します。下段は固定タイプで、隣り合うラックとの高低差によってハンドル同士の干渉を防ぎ、効率よく自転車を収容できます。

使い方は、まず上段のレールを手前に引き出し、その後レールを下に下ろします。次に、自転車の前輪をレールに持ち上げて乗せ、自転車をそのまま押して収納します。最後に、上段のレールを上に持ち上げ、元の位置まで押し戻して完了です。

【あわせて読みたい】

2段式駐輪ラックで限られたスペースを最大活用するには?

快適な駐輪場を届けるビシクレット

株式会社ビシクレット
引用元:株式会社ビシクレット

ビシクレットは駐輪場のネガティブなイメージを払拭し、よりよい生活環境に貢献できるよう活動する会社です。ビシクレットについて詳しくご紹介します。

◇駐輪場の専門家

株式会社ビシクレット
引用元:株式会社ビシクレット

ビシクレットは、駐輪場専門で26年間の経験を誇り、日本でも珍しい駐輪場に特化した企業です。駐輪場に関する問題は機器だけでなく、立地や環境、利用者など多くの要素が絡み合っているため非常に複雑になっています。ビシクレットは駐輪場の専門家として、これらの課題に挑戦し、解決に導くことが可能です。

◇オーダーメイドの提案

株式会社ビシクレット
引用元:式会社ビシクレット

ビシクレットの駐輪場づくりは、単に決まった場所に既製品を設置するものではありません。お客さまのご要望に寄り添い、オーダーメイドの提案を行います。きめ細やかな対応と創意工夫をもって、お客さまとともに最適で快適な駐輪場を作り上げています。

またビシクレットは、2022年5月から2023年4月のアンケート調査で、顧客満足度94.8%という高い評価を得ています。

◇豊富な実績

株式会社ビシクレット
引用元:株式会社ビシクレット

これまでに手掛けた駐輪場は18,000件以上です。この実績は、ビシクレットの信頼の証といえるでしょう。多種多様なお客さまのニーズに応え続けてきた経験が、独自のノウハウの源泉となっています。

また、製品だけでなく利便性や快適性、景観への配慮など、多彩な提案ができるのも、このノウハウがあるからこその強みです。

◇ワンストップ対応

ビシクレットは、ラックや屋根から駐輪場システムに至るまで、多岐にわたる製品を取り扱い、設計、販売、工事、管理、補修、メンテナンスを一貫して行います。そのため、さまざまな課題に幅広く対応することが可能です。

二段式ラックを導入した事例を紹介

二段式ラック
画像引用元:photo AC

都市部やマンションでは、限られたスペースで多くの自転車を効率よく収容するために、二段式ラックの導入が進んでいます。ビシクレットは、こうしたニーズに応え、使いやすさと収容力を両立した二段式ラックを数多くの現場で導入してきました。

◇板橋区蓮根駅自転車駐車場

板橋区蓮根駅自転車駐車場
画像出典:株式会社ビシクレット

ビシクレットが実際に二段式ラックを導入したのが、蓮根駅自転車駐車場の収容台数不足に悩んでいた板橋区の事例です。この事例では、区画を設けて平置きスペース内で自転車を管理していましたが、ラックがなく乱雑な状態でした。

リニューアルに際し、利用者や管理人が使いやすく、自転車の出し入れが楽で、電動アシスト自転車など多種多様な自転車に対応できる自転車ラックを導入したいという希望です。

そこで、ビシクレットは「垂直2段式ラック」を提案しました。このラックは、上段を引き出して下ろすタイプとは異なり、上段を地面と平行状態のまま垂直に下ろし、自転車を持ち上げずに収容できます。

バネの力で持ち上げをサポートするため、女性でも楽に操作が可能です。下段には自転車重量40kgまで収容可能なスライドラックを採用し、3人乗り電動アシスト自転車にも対応しています。

板橋区では、以前にも「徳丸タウンブリッジ自転車駐車場」や「成増公園前自転車駐車場」でビシクレットの垂直2段式ラックを導入しており、製品の評判の良さと実績から再度採用が決定。今回のリニューアルにより、上下段合わせて914台の収容が可能となり、平置きだった駐輪場の台数不足が大幅に改善されました。

導入後も補修依頼やトラブルには迅速に対応し、定期保守点検では全台のラックの洗浄、注油、ボルトの増し締め、点検を行い、利用者が安心して使えるよう快適な駐輪場を維持しています。

◇老朽化と台数不足に悩むマンションの駐輪場

マンションの駐輪場
画像出典:株式会社ビシクレット

あるマンションの管理組合は、駐輪場の老朽化と自転車収容台数の不足に頭を悩ませていました。特に、上段ラックが老朽化で動かなくなったり、下段に3人乗り電動自転車や後ろカゴ付き自転車を停めると上段が使えなくなるなど、使い勝手の悪さが大きな問題となっていました。管理組合は、特に「収容台数の増加」を最優先課題と考えていました。

そこで、ビシクレットは、収容効率の高い2段式下段スライドラックを提案しました。このラックは下段がスライドするため、後ろカゴ付き自転車を停めても左右に移動させることで上段の利用を妨げません。これにより、従来のラックで発生していた「下段に大型自転車があると上段が使えない」という問題を解消しました。

リニューアルの結果、駐輪台数は52台から60台へと増加し、管理組合から高い評価を受けました。新しいラック導入により、使い勝手や収容効率が大きく向上し、住民の満足度も高まりました。

◇バイク置き場をリニューアルした駐輪場

マンションの駐輪場
画像出典:株式会社ビシクレット

あるマンションでは、バイク置き場の空きが目立つ一方で、自転車の駐輪スペースが不足しているという課題がありました。管理会社から「空いているバイク置き場を駐輪場として活用したい」という依頼を受け、現場の状況や住民のニーズを丁寧にヒアリング。必要な駐輪台数や利用者層(子育て世代や高齢者の割合など)を把握したうえで、最適なプランを検討しました。

現地調査の結果、既存の二段式自転車ラックは「使い勝手が悪い」という住民の声が多く寄せられていました。そこで、ビシクレットでは、収容効率だけでなく利便性も重視し、使いやすい垂直2段式ラックを新たに採用。さらに、駐車場が隣接していたため、施工時には車への粉塵対策としてシートで養生するなど、細やかな配慮も行いました。

最終的に、下段前入れタイプの自転車ラックやフラットスライド式ラック、駐輪場屋根の設置も実施し、住民・管理会社ともに高い満足度を得ることができました。

二段式ラックの導入前に検討すべきポイント

二段式ラック
画像引用元:photo AC

二段式ラックは設置すれば必ずしも全ての課題が解決するわけではありません。利用者の年齢層や自転車の種類、設置場所の条件によっては、使い勝手や安全性、メンテナンス面での課題が生じるケースもあります。二段式ラックの導入を検討する際は、メリットだけでなくデメリットや運用上の注意点も十分に把握し、現場に最適な選択を行うことが重要です。

◇二段式ラック以外も検討

平置きラック
画像引用元:日本サンサイクル株式会社

二段式ラックは、限られたスペースに多くの自転車を収納できますが、必ずしも「最適な選択」とは限らない理由がいくつかあります。

まず、二段式ラックは上段への自転車の出し入れに力が必要であり、高齢者や子ども、力の弱い方には使いづらいという課題があります。特に、重い電動自転車や大型の自転車の場合、上段に持ち上げるのはかなりの負担となります。また、利用者の年齢層や家族構成によっては、上段がほとんど使われず、下段ばかりが埋まるという偏りが生じることもあります。

さらに、二段式ラックは自転車同士の間隔が狭く、ハンドルやカゴがぶつかりやすいため、出し入れ時に自転車同士が傷つくリスクもあります。加えて、スペース効率を優先するあまり、通路幅が狭くなり、駐輪や通行がしにくくなる場合もあります。

場合によっては、より使いやすさや安全性に配慮したスライド式ラックや平置き型ラックなども検討する必要があります。

◇メンテナンスが必須

二段式ラック
画像引用元:photo AC

二段式ラックや垂直2段式ラック、スライド式ラックなどの可動式駐輪ラックは、スペース効率に優れる一方で、可動部分のメンテナンスが非常に重要です。これらのラックにはガスダンパーや樹脂ローラーなどの可動部品が多く使われており、定期的な点検や部品交換を怠ると、動作不良や安全性の低下につながる恐れがあります。

実際に、現場ではラックを引き出した際に落下したり、出し入れがしづらくなるなどのトラブルが発生しています。これはガスダンパーの故障やローラー部分の破損が主な原因で、部品の劣化や過剰な負荷によって生じやすくなります。特に、近年増えている子供乗せ電動自転車は重量が30kgを超える場合も多く、ラックの重量制限を超えて使用されることで、樹脂ローラーの破損などの問題が顕著になっています。

こうしたトラブルを未然に防ぐためにも、定期的な点検・メンテナンスが不可欠です。部品の摩耗や劣化を早期に発見し、必要に応じて部品交換や補修を行うことで、ラックの安全性と快適性を維持できます。

【あわせて読みたい】

駐輪場のサイクルラックは定期的にメンテナンス・修理をしよう!

二段式ラックの設置や入れ替えにおすすめの会社3選

都市部やマンション、商業施設などで駐輪スペースの有効活用を考える際、二段式ラックの導入や入れ替えは非常に効果的です。設置やリニューアルを依頼する際は、製品の種類や操作性、アフターサポートの充実度、現場ごとの課題に合わせた提案力などが会社選びのポイントとなります。

◇日本サンサイクル株式会社

日本サンサイクル株式会社
引用元:日本サンサイクル株式会社

日本サンサイクル株式会社は、駐輪場の設計から施工、管理運営まで一貫して対応しています。創業から40年以上の実績を持ち、マンションや公共施設、商業施設など幅広い現場で快適な駐輪場づくりに取り組んできました。利用者の視点を大切にし、現場ごとに異なる課題や要望を丁寧にヒアリングしたうえで、最適なプランを提案しています。

自転車ラックについては、スペース効率や操作性、安全性を重視した製品を多数取り揃えています。たとえば、垂直昇降式ラックを導入することで、軽い力で上段に自転車を収納できるようになり、女性や高齢者でも使いやすい環境を実現しています。

大型自転車や電動アシスト自転車に対応するモデルや、未利用スペースを有効活用できる基礎工事・屋根設置にも柔軟に対応しています。さらに、個別管理システムや区画表示システム「トッキーライン」などを導入することで、管理や運営の効率化も進めています。

会社名日本サンサイクル株式会社
所在地〒103-0014
東京都中央区日本橋蛎殻町1-7-9
電話番号03-3639-4911
公式ホームページhttps://www.sancycle.co.jp/

自社で原材料の調達から営業サポートまで完結できる体制を整えており、機器導入後もメンテナンスや運営支援を継続しています。

日本サンサイクル株式会社について詳しく知りたい方はこちらも併せてご覧ください。

日本サンサイクルは駐輪場・駐車場の管理・運営をサポート

さらに詳しい情報は公式ホームページでも確認できます。ぜひチェックしてみてください。

日本サンサイクル株式会社の公式ホームページはこちら

◇株式会社ダイケン

株式会社ダイケン
引用元:株式会社ダイケン

株式会社ダイケンは、建物の外装・内装建材やエクステリア製品の製造・販売を手がける企業で、「もっと人に近く、もっと人を快適に」をコンセプトに、常に新しい価値やオリジナリティのある製品開発に取り組んでいます。地域に根ざした体制で、顧客の多様なニーズに応え、快適な住環境や都市空間の創造に貢献しています。

自転車ラックの分野では、設置場所や収納台数、利用者の用途に応じて多彩なラインナップを展開しています。アルミ製やスチール製のスライド式ラックは、3人乗り電動アシスト自転車から幼児用自転車まで幅広く対応し、軽く静かな操作性と高い耐久性を兼ね備えています。

さらに、フットペダル式スライドラックや、上下に垂直移動する2段ラック、ガススプリング式2段ラックなど、省スペースかつ収納力に優れた製品も揃っています。他には平置き式ラックや独立式スタンド、吊り下げ式ラック、ファットバイク専用スタンド、バイク用ラックなど、特殊なニーズにも対応可能です。

会社名株式会社ダイケン
所在地〒532-0033
大阪府大阪市淀川区新高2-7-13
電話番号06-6392-5551
公式ホームページhttps://www.daiken.ne.jp/

また、駐輪場屋根や緑化仕様、ソーラー発電対応の屋根など環境配慮型の製品も提供し、ヒートアイランド現象の緩和やエコロジーにも貢献しています。

株式会社ダイケンについて詳しく知りたい方はこちらも併せてご覧ください。

ダイケンは豊富な商品ラインアップで駐輪場のお悩みを解決

◇株式会社オービック・ジャパン

株式会社オービック・ジャパン
引用元:株式会社オービック・ジャパン

株式会社オービック・ジャパンは、「使う人の立場に立った安全で使いやすい駐輪機」の開発・製造・販売・施工を手がける企業です。1995年の創業以来、駅周辺の違法駐輪や使い勝手の悪さといった社会課題に着目し、女性や高齢者にもやさしい製品づくりを理念に掲げてきました。現場の声を重視し、十数回にわたる改良を重ねることで、時代や利用者のニーズに応える製品を提供しています。

主力製品「ちゃらく」は、従来の固定式ラックと異なり、ラックが左右にスライドする構造を採用しています。これにより、狭いスペースでも自転車の出し入れがしやすく、利用者がスペースを広げて楽に駐輪できる点が特長です。垂直2段式の上段はオートリターンや自動折り畳み機能を備え、女性や年配者でも簡単に操作できます。

また、電動アシスト自転車や子供乗せ自転車にも対応し、幅広い自転車の収納が可能です。アルミ製のレールや本体は耐久性と耐塩害性に優れ、ベアリング入りローラーの採用で静音性と操作性も向上しています。

会社名株式会社オービック・ジャパン
所在地〒165-0026
東京都中野区新井1-36-3
フジビル2-2
電話番号03-5345-6702
公式ホームページhttp://www.obicjapan.com/

さらに、メンテナンスフリー設計や駐輪場の清掃のしやすさにも配慮し、マンションや公共施設、商業施設など全国で幅広く採用されています。


二段式ラックは、上下二段で自転車を収容することで、高い収容能力を持つのが特徴です。特に都市部では駐輪スペースが限られているため、効率的な収容が重要です。

二段式ラックには「垂直二段式ラック」「二段式下段スライドラック」「二段式自転車ラック」の3種類があります。垂直二段式ラックはバネの力で上段を持ち上げ、下段は大型自転車にも対応できます。

二段式下段スライドラックは収容効率が最も高く、上段と下段で異なる仕組みを採用しています。二段式自転車ラックはガススプリングで昇降操作を補助します。

ビシクレットは駐輪場専門企業で、オーダーメイドの提案と豊富な実績を持ち、顧客満足度94.8%を誇ります。設計からメンテナンスまで一貫したサービスを提供し、多様なニーズに応えています。