駐輪場は防犯対策が不可欠!防犯カメラのメリットと選び方・設置場所の選び方

駐輪場の防犯対策には防犯カメラの設置が効果的です。日本では自転車盗難が多く、警察庁の統計によると2022年には約12万8,000件の盗難が発生しています。防犯カメラは窃盗や事故を抑止する効果があり、実際に愛知県警の調査でも設置後に犯罪件数が減少した事例があります。
カメラ選びでは、監視範囲や解像度、設置場所を考慮する必要があり、設置方法にも注意が必要です。適切なカメラと管理体制を整えることで効果的な防犯が実現できます。
目次
駐輪場に防犯カメラの設置が必要な理由

引用元:フォトAC
自転車の駐輪場は、利用者にとって安全であることが重要です。盗難や接触事故のリスクを減らすために、防犯対策を強化することが求められます。
◇日本は自転車の盗難件数が多い
自転車の盗難は、日本でも深刻な問題です。警察庁の統計によると、2022年には約12万8,000件の盗難が発生しました。多くは住宅や駐輪場で起こり、犯人の検挙率が低いため、被害者が自転車を取り戻すことはほぼ不可能です。
施錠が甘い自転車や高価なモデルは特に狙われやすいため、事前の対策が必要です。防犯カメラの設置は、駐輪場の安全性向上に寄与するといえるでしょう。
出典:法務省
◇接触事故が起こる可能性がある

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駐輪場から歩道へ出る際、自転車と歩行者の接触事故も多く発生しています。一時停止をせず歩道に進入した自転車が歩行者に衝突する事故は重大で、裁判に発展することもあります。実際、神戸地裁では、自転車側の過失が100%と判断された事例もあります。
このような事故は、駐輪場の設計ミスや利用者の不注意によって引き起こされます。防犯カメラで利用者の動きを記録し、事故の防止や事後対応を促すことが重要です。
◇駐輪場は犯罪のリスクが高い

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駐輪場は周囲が見えにくいため、窃盗やいたずらが起きやすい場所です。特に夜間には、自転車の盗難やサドル、タイヤの盗みが頻繁に発生しています。また、駐輪場利用者に対する嫌がらせや暴力も問題となっています。
これらのリスクを減らすためには、防犯カメラの設置が有効です。カメラがあることで、犯罪を抑止できる効果があり、もし被害が発生した場合でも証拠として活用できます。
愛知県警は2007年度に、犯罪が多い場所に防犯カメラを設置して、その効果を調査しました。半年間の調査結果では、駐車場での犯罪件数が前年の4件から1件に75%減少し、駐輪場では27件から14件に約52%減少しました。

出典:アルコム
さらに、110番通報件数も駐車場で15件から1件、駐輪場で6件から3件に減少し、防犯カメラが迷惑行為の抑止にも効果があることがわかりました。
また、施設管理者への聞き取り調査では、走行マナーの改善や無断駐車の減少、駐輪場での落書きや放置自転車の減少といった副次的な効果も確認されました。防犯カメラの存在を利用者が意識することで、犯罪だけでなく、軽微な違反行為の抑止にもつながったと考えられます。
防犯カメラの選び方を間違えると役に立たないことも

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防犯カメラは犯罪の抑止や証拠収集に非常に効果的ですが、選び方や設置方法を誤ると、逆効果になることがあります。適切なカメラと設置方法を選び、安全で効果的な監視体制を整えることが重要です。
◇カメラの種類を選び間違えた

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防犯カメラにはさまざまなタイプがあり、適切なモデルを選ばないと監視効果が発揮されません。例えば、固定型カメラでは一方向しか撮影できず、駐輪場全体を監視するのには不十分です。対照的に、パン・チルト・ズーム(PTZ)型カメラは広範囲を監視できますが、設置場所や用途によって死角が生じる場合があります。
また、解像度が低いカメラでは夜間や遠距離で鮮明な映像が撮影できないことがあります。設置場所や監視対象に合わせたカメラ選定が大切で、複数のカメラを組み合わせることで効果的な監視が可能となります。
◇映像が証拠として使えなかった

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いざという時に防犯カメラの映像が証拠として使用できないこともあります。画質や解像度が不足している場合、特に夜間や遠くの映像が不鮮明になり、顔やナンバープレートが判別できないと証拠としての価値が薄れます。
また、録画データの保存期間が短い場合、事件が発覚した時点で映像が上書きされていることがあります。適切な保存期間の設定と重要な映像のバックアップが重要です。高解像度のカメラや夜間撮影に強いモデルを選ぶことが効果的です。
◇近隣住民のプライバシーを侵害してしまった
防犯カメラ設置時には、近隣住民のプライバシーに配慮する必要があります。カメラの設置角度や位置が不適切だと、隣家の敷地や室内が映り込むことがあります。これにより住民間のトラブルが発生し、防犯対策が新たな問題を生むことになりかねません。
また、カメラ映像の管理が不適切だと、第三者への漏洩のリスクもあります。設置前には近隣住民に説明を行い、カメラの位置や角度を慎重に決定することが重要です。映像データのアクセス権限を限定し、セキュリティ対策を強化することが求められます。
購入する前に確認!防犯カメラの選び方

引用元:フォトAC
駐輪場に防犯カメラを設置する際は、設置場所や目的に合ったカメラを選ぶことが大切です。適切なカメラを選べば、犯罪の防止や利用者の利便性をしっかりと確保できます。
◇設置する場所

引用元:フォトAC
防犯カメラを設置する場所によって、屋外用か屋内用を選ぶ必要があります。
屋外用
雨や風、ホコリに強い防塵・防水性能が重要です。特にIP65以上の防水性能があるカメラなら、悪天候でも安心して使用できます。
屋内用
目立たないドーム型カメラが適しており、設置環境に合わせた性能を確認して選びましょう。スペースが限られる場合は、コンパクトなタイプが便利です。カフェや病院の待合室では、人目を気にしない威圧感の少ないデザインが好まれます。
◇電源の供給方法

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カメラの電源供給方法も重要な選定ポイントです。
コンセント式
コンセントから直接電力を供給するタイプで、安定した電力供給が得られます。録画中に電力切れの心配がなく、長時間の使用に最適です。ただし、設置場所にコンセントが必要で、配線の見た目が気になる場合があります。
バッテリー式
電源が確保できない場所で便利に使えるタイプです。設置場所の自由度が高い一方で、定期的な充電や電池交換が必要になります。最新のバッテリー式モデルでは、省電力設計や長時間持続する大容量バッテリーが採用されているものもあります。
ソーラー充電式
太陽光で充電できる環境配慮型のカメラで、ランニングコストを抑えられるのが特徴です。屋外設置に適しており、電源が確保しにくい場所でも使いやすい設計です。ただし、天候や設置場所によって充電効率が変わるため、日照条件を考慮する必要があります。
PoE(Power over Ethernet)方式
LANケーブル1本で電力供給と映像信号の送信を同時に行える方式です。電源の確保が難しい場所でも簡単に設置でき、大規模なオフィスビルや商業施設での使用に適しています。
配線がシンプルで工事の手間を軽減できますが、PoE対応のネットワーク機器や録画装置には別途電源が必要です。さらに、インターネット環境の整備が必要なため、事前に設備の確認が重要です。
◇接続方式

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防犯カメラには、有線式と無線式の接続方式があります。
有線式
有線式防犯カメラは、安定した映像品質が特徴で、長時間録画にも適しています。ただし、設置には配線工事が必要です。特に屋外設置では、配線ルートに穴を空けたり、ケーブルを地中に埋めるなどの作業が必要な場合、工事費用が高くなることがあります。
最近では、LANケーブル1本で電力とデータ通信を兼ねるPoE対応カメラが普及しており、配線工事の手間やコストを抑えられるケースも増えています。このため、初期費用を抑えたい場合や設置環境に応じてPoE対応製品を検討するのがおすすめです。
無線式
無線式防犯カメラは、Wi-Fiを利用して映像を送信するため、配線が不要で設置が簡単です。しかし、電波状況に影響されるため、設置場所の通信環境を事前に確認することが大切です。
Wi-Fi対応カメラに加え、SIMカードで通信するタイプもあり、建設現場など配線が難しい場所で便利に使えます。ただし、SIM対応カメラは通信が安定しやすい反面、月額費用が発生するため、ランニングコストを考慮して選びましょう。
◇カメラの形状
防犯カメラの形状は、設置場所や目的によって選ぶべきです。
バレット型

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バレット型カメラは広い範囲を監視でき、視覚的な存在感による犯罪抑止効果が高いことが特徴です。このため、駐輪場のような防犯意識を高めたい場所に適しています。
また、多くのモデルではレンズの交換が可能で、撮影範囲や目的に応じて柔軟に調整できる点も魅力です。
ドーム型

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ドーム型カメラは1台で360度を監視でき、複数台設置する必要がないため、コストを抑えられます。さらに、ドームカバーによって埃や水滴から保護されており、屋内外どちらでも使いやすい仕様です。
その丸みのあるコンパクトなデザインは、威圧感が少なく景観に馴染みやすいため、店舗や公共施設など、人が集まる場所での設置に最適です。
◇画素数

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防犯カメラの映像の鮮明さは画素数に左右されます。人物の顔や手元の動きまで正確に記録したい場合は、高画素数のカメラが適しています。
一方、動きの大まかな把握や狭い範囲での撮影なら、画素数が低めのカメラでも十分です。画素数を抑えることで、録画データの容量を軽減し、保存期間を延ばせるというメリットもあります。
一般的には、200万画素(フルHD)が標準的で、画質とコストのバランスが良いため広く使われています。500万画素は広範囲をカバーしつつ細部も記録でき、工場や駐車場に向いています。
800万画素(4K)以上になると、AI解析や遠距離撮影に対応できますが、データ容量やネットワーク負荷が増え、導入コストも高くなるため用途をよく検討することが大切です。
◇機能性と仕様

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駐輪場の防犯カメラには次のような機能があると、より役立つでしょう。高度な機能を持つカメラは、監視精度の向上だけでなく、日常の運用負担も軽減してくれます。
赤外線機能
暗闇でも撮影可能な赤外線機能付きカメラは、夜間や薄暗い場所でも鮮明な映像を記録できます。駐輪場の夜間利用が多い場合、特に役立ちます。
スマホ対応機能
スマートフォンと連携することで、どこからでもリアルタイムで映像を確認可能です。また、アプリを使ってアラートを受け取れる機種もあり、離れた場所からでも異常に迅速に対応できます。
音声録音機能
映像だけでなく音声も記録できるため、より多くの証拠を残せます。不審な会話や音を記録することで、状況の把握がしやすくなります。
AIの搭載
AIを活用したカメラは、不審な動作を自動で検知できます。例えば、自転車を物色する様子や鍵を壊そうとする動きを認識し、即座にアラートを発信します。
また、特定の条件に基づいた動作を監視することで、誤報を減らしつつ効率的な監視が可能です。
映像解析機能
ナンバープレートの読み取り、特定エリアへの侵入検知、放置自転車の識別など、高度な解析が自動で行えます。これにより管理業務が大幅に効率化され、証拠収集の手間も削減できます。
◇データの保存方式

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主な保存方法にはローカル保存とクラウド保存があり、それぞれにメリットと注意点があります。
ローカル保存
HDDやSDカードなどの記録媒体を使用します。HDDは大容量でコストパフォーマンスに優れており、長期間の映像記録に適しています。
例えば、フルHD画質で30日間録画する場合、2TB以上のHDDが必要です。さらに、NVR(ネットワークビデオレコーダー)を活用することで、複数台のカメラ映像を一括で管理・保存できます。
クラウド保存
インターネットを通じて映像を遠隔サーバーに保存します。この方法では、物理的な破損や盗難があってもデータが保護されるため、高いセキュリティ性が確保されます。
また、スマートフォンやパソコンからいつでも映像を確認できる利便性も魅力です。
防犯カメラの設置場所の選び方

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駐輪場や駐車場における防犯対策として、防犯カメラの設置は非常に有効です。しかし、その効果を最大限に引き出すためには、設置場所や取り付け方法を慎重に選ぶことが必要です。出入口や道路側、施設全体を見渡せる場所など、設置ポイントによって防犯効果は大きく異なります。
◇防犯カメラの設置場所
駐輪場で防犯カメラを設置する際に最も重要なのは、設置場所の選定です。特に「駐車場出入口」「道路側と面する場所」「全体を俯瞰できる場所」の3箇所が効果的なポイントとなります。駐車場出入口は、すべての利用者や車両が通過するため、不正侵入や無断駐車を記録するのに最適です。
また、道路側に面する場所は、外部からの侵入経路を監視するために欠かせません。これにより、外部からの不審者や侵入車両を早期に発見できます。さらに、駐車場全体を広範囲に監視できる位置にカメラを設置することで、施設内での動きやトラブルを記録しやすくなります。
こうした重要な場所を押さえた設置を行うことで、最大限の防犯効果を引き出せます。設置場所は駐車場や駐輪場の構造や利用状況に応じて選ぶことが重要です。
◇取り付け場所

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防犯カメラの取り付け方法や設置場所も慎重に検討する必要があります。通常は、建物の外壁や駐車場の外灯、既存のポールなどが活用されます。これにより、設置コストを抑えつつ、自然な形でカメラを配置できます。
もしこれらの設置場所が適切でない場合には、防犯カメラ専用のポールを建てる工事を検討することもあります。特に屋外設置の場合、風雨や直射日光に耐えられるカメラが必要です。また、防犯カメラを目立たせることで、犯罪抑止力を高めることができますが、目立ちすぎることでいたずらや破壊のリスクも増えます。
そのため、目立たない位置に設置し、死角を減らす工夫が求められます。さらに、防犯灯やセンサーライトを併設することで、夜間の視認性を高め、犯罪抑止力を強化することが可能です。
マンション駐輪場の防犯カメラ設置で注意すべきこと

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マンションの駐輪場は盗難やいたずらが起こりやすい場所のひとつです。そのため、防犯カメラの設置は効果的な防犯対策となります。
ただし、設置にあたっては撮影範囲や入居者のプライバシーなど、注意すべき点がいくつかあります。
◇死角を減らす
死角が多いと、犯行現場が映らず証拠が残らない可能性があり、防犯効果が大きく損なわれます。カメラの設置位置を工夫し、撮影範囲が重なるように配置することで、互いの死角を補うことが可能です。
また、バレット型など一方向のみを映すカメラは死角ができやすいため、広角レンズを搭載したモデルや、360度カバーできるドーム型カメラの活用も有効です。
さらに、カメラの真下やあまりに近い距離も映りにくいため、設置高さや角度にも注意しましょう。限られた台数で広範囲をカバーしたい場合は、広角対応の高画質カメラを選ぶと、コストを抑えつつ死角を最小限にすることが重要です。
◇入居者の許可を得ておく

引用元:フォトAC
マンションの駐輪場に防犯カメラを設置する際は、事前に入居者の許可を得ておくことが重要です。共用部であっても、無断でカメラを設置すると「監視されている」と感じる入居者もおり、プライバシー侵害と受け取られる可能性があります。駐輪場は日常的に出入りする場所であるため、慎重な対応が求められます。
設置目的やカメラの向き、映る範囲などを丁寧に説明し、防犯対策としての必要性を共有することで、入居者の理解と協力を得られるようにしましょう。
また、カメラの設置後には「防犯カメラ作動中」の掲示も忘れずに行うことが大切です。マンションの来訪者や業者にも防犯カメラの存在を知らせることで、犯罪抑止の効果が高まるとともに、透明性を保つことにも繋がります。
◇敷地外が映らないようにする
撮影範囲が近隣の住宅や道路などを含んでしまうと、プライバシー侵害とみなされる恐れがあります。広角カメラや高性能なズーム機能を備えた機種では、思いがけず敷地外まで映ってしまう可能性があります。設置時にはカメラの角度や向きを丁寧に調整し、撮影対象が駐輪場とその周辺に限定されるようにしましょう。
また、プライバシーマスク機能を活用することで、撮影範囲内でも特定の領域をマスキングして映像に映らないように設定できます。これは、固定カメラだけでなく可動式のPTZカメラにも対応しており、撮影範囲を変更しても常にプライバシー保護を維持できます。
プライバシーへの配慮は、入居者や近隣住民との良好な関係を築く上でも非常に重要です。
駐輪場の新設・改修のおすすめメーカー3選
駐輪場の整備は、利便性の向上や都市の景観維持に欠かせない取り組みです。新設や改修を検討する際には、安全性や耐久性、使いやすさを備えた製品を提供する信頼できるメーカー選びが重要になります。
◇日本サンサイクル株式会社

引用元:日本サンサイクル株式会社
日本サンサイクル株式会社は、創業から40年の歴史を持ち、駐輪場の新設・改修において豊富な実績を誇るメーカーです。製品の製造はもちろん、駐輪場の管理・運営に至るまで、トータルで対応できる体制を整えている点が大きな強みです。
商社としての幅広いネットワークを活用し、国内外の資材調達から販売サポートまでを一貫して行えるため、多様なニーズに迅速かつ柔軟に対応できます。
会社名 | 日本サンサイクル株式会社 |
所在地 | 〒103-0014 東京都中央区日本橋蛎殻町1-7-9 |
電話番号 | 03-3639-4911 |
公式ホームページ | https://www.sancycle.co.jp/ |
平置き式からスライド式、2段式や吊り下げ式など多彩なラックを取り扱っており、敷地条件や目的に応じて最適なプランを提案しています。
日本サンサイクル株式会社について詳しく知りたい方はこちらも併せてご覧ください。
さらに詳しい情報は公式ホームページでも確認できます。ぜひチェックしてみてください。
◇東海技研株式会社

引用元:東海技研株式会社
東海技研株式会社は、駐輪場の管理・運営に関する機器とシステムの開発で高い評価を得ているメーカーです。
独自開発した「BeAT サイクルンゲート」は電気を動力としない構造で特許も取得しており、不正通行の防止やスムーズな利用を実現しています。自治体への導入実績が豊富で、公共性の高い駐輪場にも対応可能です。
会社名 | 東海技研株式会社 |
所在地 | 〒222-0033 神奈川県横浜市港北区新横浜2-7-19 |
電話番号 | 045-471-8300 |
公式ホームページ | https://www.tokaigiken.co.jp/ |
また、駐輪ラックについても、前輪ラックやスライドラック、垂直昇降式ラックなど多彩なラインナップが揃い、設置スペースや利用目的に応じた最適な提案が受けられます。
東海技研株式会社について詳しく知りたい方はこちらも併せてご覧ください。
▼東海技研はさまざまな駐輪場管理システムを開発!導入事例を紹介
◇株式会社内藤ハウス

引用元:株式会社内藤ハウス
株式会社内藤ハウスは、システム建築とプレハブ、自走式立体駐車場の豊富な実績を持つ建築メーカーで、近年ではそのノウハウを駐輪場分野にも応用しています。
展開する立体駐輪場「ナイスサイクルパーク」は、利便性・安全性・収容効率を兼ね備えた優れた設計が特徴です。駅周辺の高架下や狭小地への設置も可能で、都市部での駐輪スペース確保に貢献しています。
会社名 | 株式会社内藤ハウス |
所在地 | 〒407-8510 山梨県韮崎市円野町上円井3139 |
電話番号 | 0551-27-2131 |
公式ホームページ | https://www.naitohouse.co.jp/ |
国土交通大臣認定を受けた製品も提供しており、法規対応やコスト抑制の点でも優れています。また、設計から施工、アフターサポートまでを一貫して担う体制により、スムーズな駐輪場整備が可能です。
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駐輪場の防犯対策には防犯カメラの設置が重要です。日本では自転車の盗難が多く、警察庁によると2022年には約12万8,000件の盗難が発生しました。防犯カメラを設置することで、窃盗や接触事故の抑止効果が期待できます。
愛知県警の調査では、防犯カメラが設置された駐車場や駐輪場で犯罪件数が大幅に減少したことが確認されています。
防犯カメラを選ぶ際には、カメラの種類や設置場所に合わせた選定が重要です。例えば、固定型カメラは一方向しか監視できませんが、PTZ型カメラは広範囲を監視可能です。また、解像度が低いカメラでは証拠として不十分なこともあるため、適切なカメラを選ぶことが大切です。
カメラの設置方法にも注意が必要です。設置角度や位置を誤ると、近隣住民のプライバシーを侵害する可能性があります。また、映像データの管理や保存期間にも配慮が求められます。防犯カメラは、カメラの形状や設置方法、電源供給方法を考慮して選び、犯罪の抑止と証拠収集を目的とした効果的な監視体制を整えることが重要です。